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荒野の一ドル銀貨―ブログ版
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ひつじ

平凡なひつじです。
風流かぶれのをかしな日常を
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2006.05.16.走れ正直者(一)
牛でやってゆくことに決めた。

牛の道にも色々ある。荷を引く牛、耕す牛、乳を出す牛、食べられる牛。まれには観賞用などというのもあるらしい。けれどじぶんは生来の牛ではないのでそれはむつかしそうだ。

せっかくなるのだから、なにか新しい道を切り開くとするか。
と、決めた。

決めてしばらくは忙しくしていた。茶を飲んだり寝転がったり本を読んだり、まりもの水を替えたり、じつに多忙にしていたのだけど、次第に何か物足りなくなってきた。

どうやら、おのれひとり牛を気取っていてもあまり喜びは沸き起こらないようだ。
やはりここは社会に出、積極的に牛だと認められていかねばならぬ。

久しぶりで履歴書を用意した。

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2006.01.12.牙城
前回言いたかったことのすべてがここにあった。
とにかく見ていただきたい。

  ※小刻みに

返さないでもないですよ

2006.01.11.賀状
戌には本来、別に動物の「イヌ」という意味はない。

と調べ当てたから、犬種について悩むことはやめた。
たぶん、戌年に描くべき正当なイヌというものはないのだ。

なんでもいいのか。じゃあ何を書こうかしら。
あれでもこれでも選びたい放題じゃないか。うしし、まったくもう。




わたしはイヌをなめていた。



【付記】
2006.01.01.新芽
とりとめもないことをやまほども思った。

師匠と酒を飲んだのである。
借りた本を読んだのである。

まごまご思いながら、外向きは無感動にこつこつと歩いていた。

正月のはりつめた空虚がきらいだ。

と、むすっとしていたら駅の階段を踏み外した。
ヒールがひっかかったのである。

世界がゆらぐ。

次の瞬間、両手を広げてきれいにちゃくちしていた。
かんぺきだが指先が揃っていなかったがかんぺきだ。

むろん無表情である。むろん。


もうなんだか今年はかんぺきになんでもかんでもやっつけられそうなきがした。
じわじわと上機嫌がこころをむしばんだ。


駅を去る。


平和そのものといったばかのような青空。
くわくわとした浮雲。
町の支配者カラス。
ださいジャケットを着込んだどっかのひと。

いい友達といい気分というのはさっそくに逃げる。
また空虚が来る。

振り払ってかつかつと歩く。

久しぶりに見る昼の世界だった。
冬の世界だ。

秋の終わりをまだくよくよしていたいのにもう、寒気団、だ。
記録的な冷え込み、だ。
ちっ、という感じ。

そしてその冬にすらついていけずに舌打ちを放っている/ささくれだっている/ふてくされている私は、まるぼうずになった果樹に新芽が息づいているのを見てしまった。


新芽だぜ。


めまぐるしく狂おしくくだらなく、世界はうつくしかった。
何かたぶん五回目だと思うが、少し泣いてみた。
すぐに止した。

清潔で広い机と、ペン、うすでのノートを一冊、それに少しばかりの酒、みかん。

それだけあれば今日、胸中に去来したことどものすべてを書きつけてみせるのだけど、ただひとつだけ悪魔的に足りないものがあって、それは、つまり、つまり…

少しでも書き残せればいいと思ったのではある。
それはぱそこんをつけた瞬間、温気みたいに霧散して行った。

追加しておかねば。
にげるもの。気分、友達、いいむねきゅん。


じつはまだ秋をくよくよしている。

2005.12.27.強風
風の音を聞いていました。

ふとんの中で眼が覚めるのは、決まって、風がごうごうと吹きすさぶ時でした。
冬至にさしかかって、夜はいよいよ深く、重く、黒く、その姿を変じています。

くまは秋までに脂肪を蓄えて冬中巣穴にひきこもると言いますよね。

どんな感じなのでしょうか。
こんな感じなのだろうか。

わたしはもともと夜が好きなたちで、半年前に夏至が終わってからというもの、この季節を心待ちにしていました。日いちにちと長くなる夜を、両手にあふれそうなほどの夜を、それは楽しみにしていたのです。

なのに、最長の夜を迎えた現在只今、その待ちに待ったものが少し、厭なのです。

病いまだ完治せず、寝ても醒めてもふとんの中にいる日々、ふと気がつくとほぼいつでも外は真っ暗闇で、締め切っているのにもかかわらず、猛烈な突風が吹きすさんでいる昨今。それでいて巣穴の中には何の変化もなく、油断しておれば一週間なぞあっという間です。

暴力的な怖さでも何か未知的な怖さでもなくて、食い込んでくるような得体の知れない不安に、どうしたことか襲われています。








卒論だ。








(*コメントより転載)





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