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荒野の一ドル銀貨―ブログ版
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ひつじ

平凡なひつじです。
風流かぶれのをかしな日常を
ルポルタージュしています。



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2003.05.11.落下それ自体のすげえ肯定
初めて外出先でカサを買った記念すべき日。予想通りとはいえ、ぬれないことよりも「ささされている」ことの悔しさに、雨以外の液体でにじむ世界。バーバリーの偽者のカサの、虚勢。それにはじかれて雨は散る散る。適度にばかげた朝。笑い出す。やっぱりカサは嫌い。セッションを見学。

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2003.05.10.カウントを刻む肢
セミがはんぶんこになって死んでいた。セミ?いま何月だっけ? 
ふと、グールドの本で読んだ13年ゼミと17年ゼミを思い出す。

ふつうのものと違ってこのセミらは毎年出現せず、十数年に一度だけアメリカに大量に表れる。そのため生まれる年を間違えたらヒトリぎりで死ぬしかない。幼虫期間の十数年を土中で黙々とカウントするため、かなりのリズム感と忍耐力が要求されるのだが…。ここではんぶんこになっているのはたぶん日本のふつうのセミだ。

去年のふつうのセミの死骸がどこかで保存されていて、諸事情でいきなり打ち捨てられた、というのもかなりわけがわからない話だし、かといって眼前で断裂しているこのセミが去年からの留年(生き残り)で、最近まっぷたつになった、とはもっと考えられない。

眼下の彼は、地中で孤独に冒され、ひとりグルーヴに身をゆだねるうちリズムに狂いを生じたか、いくつ数えたか忘れてしまってやぶれかぶれになったか、いずれかで地上に出てきたのではないか。

同種の個体には出会えたか? 太陽はどうだったのだ? 期待以上だったのか? 当てが外れたのか? 色々聞いてみたいところだったが、奴はセミであり、それ以上に死んでいた。
【付記】
2003.05.05.
この前、ジャズという未開の大地へ乗り出すにあたって、トモダチに聞いてみた。
「三年早い」とのことだった。

そうかも知れなくはあった。ジャズの心、ジャズの精髄というもののなんたるかがどうであるのか、じぶんにはさっぱり見当もついていないから。ただそれはたぶん、そいつもそうであるし、ジャズ研の先輩タチも謙遜気味に「いまだわかんねえ」などと言ってたし、これはロックのなんたるかを説明せよ、というのと同じ類の、遠い遠い問なのかもしれない。

(中略)

風呂から出る直前、ムースの缶を所定の位置に戻そうとして、落とした。目線の高さくらいから「つる」と落ちた缶を目で追いながら、うあーうあーうあーい、ってノンキな声を上げていたら、タイルに落下して小さな亀裂ができた缶からすっげえおびただしい量の泡が噴出してきて急襲(おそ)われた。

「ずばばばぎゃぎゃばぎゃばば」
「うわわわわあわああわわいわいわうぃ」と負けていない。

五秒ほどしてすべてが静止した風呂、メントールの効果で泡がびっしりついた下半身がくまなくひんやりする中、高圧的な彼(缶)にヒトリおびえた。





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