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荒野の一ドル銀貨―ブログ版
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ひつじ

平凡なひつじです。
風流かぶれのをかしな日常を
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2004.12.04.雨歌
日が沈む頃ウイスキーを軽く胃に流し込む。
御茶ノ水、「遊べる本屋」ビレッジヴァンガードへ。

人と会うつもりでいたのだけれど手違いで叶わなかった。独りで店をぶらつく。
面白そうな本、それも無数の本に囲まれて、存外に楽しい。平積みにされていた『ウケる技術』を熟読、続いて『小悪魔な女になる方法』に手を伸ばしかけて、なるのか、なろうというのか。と、踏みとどまる。あれこれ惑う。

出ると本降りになっていた。

はっきりいって雨は嫌いではない。
好き、ではない。濡れさえしなければ好きだ。きっと真のオトナともなれば「濡れなければ雨の甲斐がない」などと、丸ごと雨天を楽しめるのだろうけれども、それでも嫌いではない。雨の日の情景が大好きだ。

冬の日、雨に煙る街灯の火などは、愛していると言って言い過ぎではない。焦点の定まらない古いフィルムのように、輪郭がぼんやりとやけに大きく、円く光る。冷たく路面を照らす。あすふぁるとが輝く。

吐く息は白く、その漂うさまをただただ見たくて、呼吸を深くする。のろのろと歩く、息を吐く、街灯に透かす。そんな風情がむやみに好きでずっと深呼吸している。

その後縁あって人と合流できた。いよいよ降りしきる雨の中、とりとめなく散策していると、偶然、コンビ二の前で何か音色が聞こえるのに気づいた。

耳をすます。あたりを見回す。下から音がする。
わかった。庇に雨滴が集まる、スチールのタラップに雨垂が落ちる、すると中で共鳴して、ぽん、と音がする。

なかなかの風流。
新たな楽しみがまたひとつ。
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